棋客
きかく異読 ききゃく
名詞
標準
shogi player
文例 · 用例
注意深く観察するということは明瞭に記憶することであって、そこまでなら集中力の優れたチェスの棋客もホイストを十分うまくやるだろうし、またホイル(3)の法則だって(それがゲームの単なるメカニズムに基づいたものである以上)誰にでも十分に理解できるものなのだ。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
その力量は立派に二、三段級の棋客の相手になれるが、長く独身でいて、三度三度の食事のしたくするにも物の煮えるのを待てないほど気がせわしく、早く煮て、早く食って、早く片づけて、さらにまた食い直したいと考えるような、せかせかした婦人が弟の世話をしていた。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
同じ棋客の向井一男さんなんかも名文家のやうである。
— 三好達治 『棋家の文章など』 青空文庫
……さてはこうだな、ああだな) と棋客と棋客との対局を、盤の横から観ているように、一石一石の手が、日吉には分るのだった。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
なぜか、その笛に魅せられて、少年等が、別の世、別の都、別の町、あやしきかくれ里へ攫われて行きそうで、悪酒に酔ったように、凡杯の胸は塞った。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
由紀を抱きかくしながら踞って見た時、銀杏返の方が莞爾すると、円髷のが、頷を含んで眉を伏せた、ト顔も消えて、衣ばかり、昼間見た風の羅になって、スーッと、肩をかさねて、階子段へ沈み、しずみ、トントントンと音がしました。
— 泉鏡花 『甲乙』 青空文庫
それで、二人の撞くところは電公と蚊帳が捫択してゐるやうなものだ」風「ええ、自分がどれほど撞けるのだ」蒲「さう、多度も行かんが、天狗の風早に二十遣るのさ」 二人は劣らじと諍ひし末、直に一番の勝負をいざいざと手薬煉引きかくるを、遊佐は引分けて、「それは飲んでからに為やう。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
親の脛をかじりつつ、同年輩の青年が既に職業戦線に活躍しある間、学問を為し得る青年は一旦緩急ある際一般青年に比し遥かに大なる奉公の実を挙ぐるため武道教練に精進すべきは当然であり、国防国家の今日、旧時代の残滓とも見るべきかくの如き特権は速やかに撤廃すべきである。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、地元では腕利きの棋客として有名で、多くのファンがいます。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
今年の将棋トーナメントには、現役の棋客だけでなく、引退した名棋客も招待されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
静寂の中、二人の棋客が真剣な表情で盤面を睨み合っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
解説者は、トップ棋客の高度な読み筋について、分かりやすく説明した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite