蛇神
へびがみ
名詞
標準
deified snake
文例 · 用例
又或は凝る氣を生じて、神とか佛とか基督とか、或は其より下つて牛鬼蛇神の類の如きもの、巫覡卜筮方鑑の道、其の樣なことに心を委ぬるやうになるのもある。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
蒲留仙はこうして旅人を待っていて、茶を勧め、淡巴菰を喫まして、牛鬼蛇神の珍らしい話をさせ、それを「聊斎志異」の材料にしているところである。
— ――序に代へて―― 『涼亭』 青空文庫
君達は、わしがこうして牛鬼蛇神の話を集めているのを見ると、魔道にでも陥ったように思うだろうが、学者なんていう者は、たとえてみれば、夜と昼とのある世の中に、昼だけの単調な世界に一生あくせくとしていて、淑奇恍惚の夜の世界を知らないような者だよ。
— ――序に代へて―― 『涼亭』 青空文庫
お熊はこの土地でいう蛇神の血統であった。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
ここらには蛇神という怖ろしい血統があった。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
蛇神の名はそれから起ったのである。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
もう一つには女が蛇神の血統であることを自分から正直に打ち明けて、どうぞ見捨ててくれるなと泣いて口説かれた時に、かれの心も弱くなった。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
かれの決心を強めたほかの動機は、かのおそろしい蛇神も箱根を越せば唯の人間になってしまって、なんの不思議を見せることも出来ないという伝説を、土地の老人から聞き知った為であった。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
その地方では、豊かな水源を守る蛇神様が村の小さな祠にひっそりと祀られている。
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白い蛇は神様の使い、あるいは蛇神そのものだとして、古くから人々に畏れ敬われてきた。
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祭りの日には、藁で作られた巨大な蛇神が若者たちに担がれて町中を練り歩く。
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