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大福餅

だいふくもち
名詞
1
標準
rice cake stuffed with sweet bean jam
文例 · 用例
と、ちよつと形の説明に困るが、大福餅ほどの大きさと形を持つた雁首に火吹竹ほどの柄をつけた阿片吸飮具を左手にとつた女は右手の耳かき樣なもので枕元の小鑵からちやうどにかわを少しゆるめたやうな褐色の半液體をすくひ上げて、雁首の表面の小さな孔の邊へぬすりつける。
南部修太郎 阿片の味 青空文庫
」       六「大福餅が食べたいとさ、は、は、は、」 と直きその傍に店を出した、二分心の下で手許暗く、小楊枝を削っていた、人柄なだけ、可憐らしい女隠居が、黒い頭巾の中から、隣を振向いて、掠れ掠れ笑って言う。
泉鏡花 露肆 青空文庫
」 とちと粘って訛のある、ギリギリと勘走った高い声で、亀裂を入らせるように霧の中をちょこちょこ走りで、玩弄物屋の婦の背後へ、ぬっと、鼠の中折を目深に、領首を覗いて、橙色の背広を着、小造りなのが立ったと思うと、「大福餅、暖い!
泉鏡花 露肆 青空文庫
」車夫は輪軸を検せんとて梶棒を下すを暗号に、おでん燗酒、茄小豆、大福餅の屋台|店に、先刻より埋伏して待懸けたる、車夫、日雇取、立ン坊、七八人、礫のごとくばらりと出で、腕車の周囲を押取巻く。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
それだけあれば、もう早くに煙草と燒芋と、大福餅になつて居た。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
燒芋が一錢で大六切、大福餅は一枚五厘であつた。
泉鏡太郎 春着 青空文庫
……大福餅の、燒いたのを頬張つて、婆さんに澁茶をくんでもらひながら「やあ、この大きな鐸をがらん/\と驅けて行くのは、號外ではなささうだが、何だい。
泉鏡太郎 火の用心の事 青空文庫
め組の云う兇状持なら、あの令夫人がああ見えて、内々大福餅がお好きだぐらいなもんですよ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
祖母が作ってくれた手作りの大福餅は、あんこがぎっしり詰まっていた。
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縁起を担いで、正月に家族みんなで大福餅を食べた。
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焼いた大福餅の香ばしい匂いが、冬の茶の間に広がった。
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