長襦袢
ながじゅばん異読 ながじばん
名詞
標準
long, kimono-like garment, made of light fabric and worn under the kimono
文例 · 用例
唇を噛んだまま見送っていた眉香子が、長襦袢の裾を掻き合わせながら呼び止めた。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
」と、いってすッと立つ、汽車の中からそのままの下じめがゆるんだか、絹足袋の先へ長襦袢、右の褄がぞろりと落ちた。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
十二 お若の身は火消壺、蛍ばかりに消え残った、可哀に美しく凄い瞳に、自分のを直して着せた滝縞お召の寝々衣を着た男と、……不断じめのまだ残る、袱紗帯を、あろう事か、〆めるはまだしも、しゃら解けさして、四十歳宿場の遊女どの、紅入友染の長襦袢。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
すぐに、カタカタと追縋って、「千世ちゃん、清葉さんの長襦袢を見たかい。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「長襦袢なんか、……ちっとも知らない。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」「まあ、長襦袢を見ないで芸者を口説く。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
襟足白く、起上るようにして、ずるりと咽喉まで引掛けながら、「貴方、同じ柄で頼母しいでしょう、清葉さんの長襦袢と。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
羽二重の紅なるに、緋で渦巻を絞ったお千世のその長襦袢の絞が濃いので、乳の下、鳩尾、窪みに陰の映すあたり、鮮紅に血汐が染むように見えた――俎に出刃を控えて、潰島田の人形を取って据えたその話しの折のせいであろう。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
振袖を着るときは、必ず長襦袢も着用する。
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彼女は美しい柄の長襦袢を大切にしている。
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長襦袢は着物の滑りを良くし、着崩れを防ぐ役割がある。
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