上策
じょうさく
名詞
標準
excellent plan
文例 · 用例
第一にかれを本国へ返さるる事は上策也(此事難きに似て易き歟) 第二にかれを囚となしてたすけ置るる事は中策也(此事易きに似て尤難し) 第三にかれを誅せらるる事は下策也(此事易くして易かるべし) 将軍は中策を採って、シロオテをそののち永く切支丹屋敷の獄舎につないで置いた。
— 太宰治 『地球図』 青空文庫
人にものを頼むのに、まず、その人を笑わせるのが上策と考えていたのです)を連発する一方、また、堀木に教えられ、せっせと質屋がよいをはじめ、それでも、いつもお金に不自由をしていました。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
真田が東西両軍に別れたのは、真田家を滅ぼさないためには、上策であった。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
……色魔の早川や、黒幕の姉歯にも会わない方が上策だろう……わざわざ泣き付かれに行くようなもんだからナ……。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
むしろ一家を借り受けて二、三十人の壮士を一団となし置くこそ上策なれとの説も出でしが、かくては警察の目を免れ得じとて、妾の発意にて山本憲氏に議り、同氏の塾生として一家を借り受け、これをば梅清処塾の分室と称しぬ。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
「鳴りを鎮めて容子を窺うことが上策じゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
お勢に相談する、極めて上策。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
幸いあちらからお話があるのですから、この場合にぐずぐずしていずに話をお定めになるのが上策でしょう。
— 東屋 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
無理に強行突破するよりも、一度撤退して体制を立て直すのが今の状況では上策だ。
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「ふむ、相手の油断を突くというその案、なかなかの上策ではないか」
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最善の解決を目指すなら、当事者同士の話し合いで妥協点を見つけるのが上策だろう。
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