無頓着
むとんちゃく異読 むとんじゃく
形容動詞名詞頻度ランク #21847 · 青空 823 例
標準
indifferent
文例 · 用例
尤もひどく無頓着だつた彼女は、彼等との交際も余りしなかつたのではあるが。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
後に買った大久保の家に、書斎を新しく建て増しする時、一切の設計や事務を妻に一任して、自分は全く無頓着で居たが、それでも妻が時々相談を持ちかけると、『もう、あの家よろしいの時、あなた言いましょう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
例へば神秘の探求に憑かれて、ユマニテに比較的無頓着になつてゐる状態といふものは考へられるが、神秘には感ずるが、ユマニテには感じないといふやうなことは考へられない。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
そしてそんなことに一向無頓着で俯いてボールで時を潰してゐる耕二が何だか癪に障つた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
表座敷からは無頓着な父の声がしてゐた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
女達も彼には一向無頓着で、きゃっきゃっと笑い続けている。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
例えば一般の東京市民にとりては、夜半の小雨はあえて利害を感ぜざるべきも昼間の雨には無頓着ならず。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
既に書いてしまったものを今更悔いても仕方がないが、一度慚愧の念に襲われては、何事にも無頓着なる予と雖も、さすがに躊躇するのである。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
作例 · 標準
彼は服装には全く無頓着で、いつも同じヨレヨレのシャツを着ている。
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世間の評判に無頓着な彼女は、自分が信じる道をただひたすらに進んだ。
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「細かいことは無頓着な性格だけど、約束の時間だけは守るようにしてね」
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