海獣
かいじゅう
名詞
標準
marine mammal
文例 · 用例
ナヴァラナが磯辺で甲斐甲斐しく海獣の料理をする場面も興味の深いものである。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
何とこの無人の、原始の、海獣の渾沌世界の、狂歓の、争闘の、蕃殖の、赤裸々の、瞬間の、また永遠の真実相であろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
累々とした被服廠の死屍、まるであの惨憺たる写真のとおりだが、これはまさしく現実に活動し、匍匐し、生殖し、吼哮する海獣の、修羅場の、歓楽境の、本能次第の、無智の、また自然法爾の大群集である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
その下の砂浜一帯の海獣の裸臥像である。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
天を仰いで咆哮する巨大な海獣一頭、 髭荒く、牙鋭く、頭毛逆立ち、眼光|爛々として、高く上半身を起した。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
飛沫、 飛沫をあげ、 飛沫をあげ、 飛沫をあげあげ、 すばらしい海獣の群、膃肭獣の成牡(ブル)の水雷、黒褐の無数の肉弾。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
」 よしと、先駆の海獣、 挺身した、高く高く、 一飛躍。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
冥々、闇々、 咆哮、 悲鳴、――血、血、血、 あ、蒼白い月光、たちまち、 薄らぐ霧、 海獣、海獣、海獣、 肉迫、乱闘、乱噬、 ぐわう、ぐわう、がおかお、 わわわわ、わおわおわお。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
ウィキペディア
海獣 は、海に生息する哺乳類(獣)を指す。別名は海獣類・海洋哺乳類・海生哺乳類・海棲哺乳類・海産哺乳類(あるいは、「~哺乳類」の代わりに「~哺乳動物」)。
出典: 海獣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0