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息を詰める

いきをつめる
表現動詞-一段
1
標準
to hold one's breath
文例 · 用例
その他、「何々」「何々」「――」「――」 桂子が芸術に携はつてからの生涯の折々に、かの女の息を詰める程に感銘させ、すぐまた急ぎ足に去つて行つたいくつかの思想、――それはどんなすさまじい意気のものであらうが、不思議なことには、みな優しい女を労る女性尊重の天鵞絨のやうな触手を持つてゐた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
其儘に死にでもするように、息を詰めるより外はなかった。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
いくらこどもでも自然とこの間の敵対意識があって、わたくしには何か息を詰めるぎこちない感情が喉元につかえていて、夫人に向っても打ち融け兼ねていました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
部屋の反対側の窓を開けると相模川の河口の南湖の松林を越して、大山連山の障壁の空に、あっと息を詰めるほど白く見事に富士の整った姿がかかっていた。
岡本かの子 健康三題 青空文庫
さう言つて、暫らく息を詰めるやうにして、石垣の荒い面を見入つて居た。
釋迢空 死者の書 青空文庫
そう言って、暫らく息を詰めるようにして、石垣の荒い面を見入って居た。
折口信夫 死者の書 青空文庫
私が体を屈めると、妻の裸身は金と赤との光炎に被われているようで、思わず私は息を詰める
外村繁 日を愛しむ 青空文庫
そんで、今日は、考えてることを遠慮なしに云うよってに、こいさんもあたしには何も隠さんと、ほんとうのことを云うて欲しい」「………」妙子は脂の乗った光沢のよい頬に煖炉の火照りを受けながら、じっと息を詰めるようにして燃えさかる薪を見守っていた。
中巻 細雪 青空文庫
作例 · 標準
重い荷物を持ち上げようとした時、力が入って思わず息を詰めた
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突然のサイレン音に、通行人たちは一瞬息を詰めて立ち止まった。
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顕微鏡で細胞分裂を観察する間、彼女は息を詰めてその神秘的なプロセスを見守った。
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注射の前に、医者は患者に「リラックスして、息を詰めてください」と指示した。
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