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邦文

ほうぶん
名詞
1
標準
Japanese (language)
文例 · 用例
それの草稿が遺族の手もとにそのままに保存されていたのを同氏没後満三十年の今日記念のためにという心持ちでそっくりそれを複製して、これに原文のテキストと並行した小泉一雄氏の邦文解説を加えさらに装幀の意匠を凝らしてきわめて異彩ある限定版として刊行したものだそうである。
寺田寅彦 小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」 青空文庫
その原稿と色や感じのよく似た雁皮鳥の子紙に印刷したものを一枚一枚左側ページに貼付してその下に邦文解説があり、反対の右側ページには英文テキストが印刷してある。
寺田寅彦 小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」 青空文庫
中には特に其思想、運動の經過を研究して、邦文の著述を成した人すら有る。
林中の鳥 所謂今度の事 青空文庫
物語時代の「竹取」、謡曲時代の「羽衣」、この二篇に勝りて我邦文学の他界に対する美妙の観念を代表する者はあらず。
北村透谷 他界に対する観念 青空文庫
謡曲時代の幽玄なる思想を見ざるのみならず、優美高妙なる精神を失ひたるのみならず、遊廓内に成長したるのみならず、是等の者を外にしても、元禄文学が大に我邦文学に罪を造りたる者あり、其を如何にと言ふに、恋愛を其自然なる地位より退けたる事、即ち是なり。
北村透谷 「伽羅枕」及び「新葉末集」 青空文庫
僕はトルストイの「懺悔」をK氏の邦文訳で日本にいる時読んだだけですが、あの芝居を見てから、暇があったらもっと深くいろいろ研究したいと思うようになりました。
有島武郎 或る女 青空文庫
かつ飜訳家の多くは邦文の造詣に貧しいただの語学者であったから、飜訳文なるものは大抵ゴツゴツした漢文|崩しやあるいは舌足らずの直訳やあるいは半熟の馬琴調であって、西文の面影を偲ぶに足らないは魯か邦文としてもまた読むに堪えないものばかりだった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
男が女文字の女名前、女が男文字の男名前なぞいうのは古手で、この頃は邦文タイプライターを利用するのもある。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
その国際学会では、全ての資料を英文と邦文の両方で用意する必要がある。
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彼は海外文学の邦文訳を長年手がけており、翻訳家としての評価も高い。
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古い邦文の公文書を解読するため、彼は崩し字の辞典を片手に悪戦苦闘した。
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