沙
しゃ異読 さ
数詞頻度ランク #14562 · 青空 604 例
標準
one hundred-millionth
文例 · 用例
祭日〔二〕宮沢賢治アナロナビクナビ睡たく桐咲きて峡に瘧のやまひつたはるナビクナビアリナリ赤き幡もちて草の峠を越ゆる母たちナリトナリアナロ御堂のうすあかり毘沙門像に味噌たてまつるアナロナビクナビ踏まるゝ天の邪鬼四方につゝどり鳴きどよむなり
— 宮沢賢治 『祭日〔二〕』 青空文庫
二 帰省者田舎よりの手紙 拝啓 御無沙汰しましたが、お変りもありませんか。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
兄は手持無沙汰なのでやがて耕二の机の方に近づかうとした。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
竹村君は外套の襟の中で首をすくめて、手持無沙汰な顔をして娘の脱ぎ捨てた下駄の派手な鼻緒を見つめていたが、店の時計が鳴り出すと急に店を出た。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
云々と書いたら、百點滿點笑止の沙汰、まさしく佐藤家の寶物だ、と殘念むねん、へそを噛むが如き思ひであつた。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
おれはどうも色戀の沙汰には同情を持てないたちでねえ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
世人はこれを、雀大臣と呼んで、この出世も、かれの徃年の雀に對する愛情の結實であるといふ工合ひに取沙汰したが、しかし、お爺さんは、そのやうなお世辭を聞く度毎に、幽かに苦笑して、「いや、女房のおかげです。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
もう永遠に帰らないことを思つて 酷白な嘆息するのも幾たびであらう……私の青春はもはや堅い血管となり、 その中を曼珠沙華と夕陽とがゆきすぎる。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
作例 · 標準
科学計算の極めて微細な世界では、沙という単位が使われることがある。
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一億分の一を指す沙の単位まで計算しないと、精密なシミュレーションはできない。
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仏教用語に由来する沙などの数詞は、現代では日常生活で見かけることはまずない。
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