石塔
せきとう
名詞
標準
stone tower
文例 · 用例
シエラ・ネヴァダの連峰が概して富士山を抜くこと、二千尺の高さがあっても、カスケード火山に、氷河脈が寒剣をきらめかせていても、小社一つ建たず、石塔一つないではないか。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
そこでもし眼かくしさえしていない男なら彼はきっとスペイン女のことを恋の標石塔と云い、アメリカ女のことをお喋べりなめかしやと云うだろう。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
墓は先祖代々の小さい石塔で、日蓮宗の歌女代は火葬でここに埋められているのであった。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
それは経師職の息子に相違ないので、半七は草履の足音をぬすんで、そのうしろの大きい石塔のかげまで忍んで行って耳をすまして窺っていたが、弥三郎はなんにも云わずに唯一心に拝んでいた。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
やがて拝んでしまって一と足行きかけた時に、うしろの石塔のかげから顔を突き出した半七と彼は初めて眼を見合わせた。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
一際広い真白な石甃を囲らした立派な墓所の中央に立っている巨大な石塔の前まで来ると、ソオ――ッと頸を伸ばしているうちに和尚は年甲斐もなく腰を脱かした。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
大方、石塔に入れる朱漆の残りを貰ったものであろう。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
」「あの、二人で石をのつけたの、……お石塔のやうな。
— 泉鏡花 『夜釣』 青空文庫
作例 · 標準
寺の境内には、古い石塔が静かにたたずんでいる。
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山道を登ると、頂上に小さな石塔が立っていた。
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この石塔は、地域の歴史を語る貴重な文化財だ。
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標準
tombstone
作例 · 標準
墓地には、故人の名前が刻まれた石塔が並んでいた。
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彼は亡き妻の石塔に、静かに花を手向けた。
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石塔には、生前の彼の功績が記されていた。
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