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土代

どだい
名詞
1
標準
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文例 · 用例
法界節の文句通りに仕方がないからネエエ――てんで、月琴を担いで上海にでも渡って一旗上げようかテナ事で、御存じの美土代町の銀行の石段にアセチレンを付けて、道楽半分に買集めていた探偵小説の本だの教科書の貰い集めだのを並べたのが病み付きで、とうとう古本屋になっちまいましてね。
夢野久作 悪魔祈祷書 青空文庫
市内電車が初めて開通したのは明治三十六年の十一月であるが、それも半蔵門から数寄屋橋見附までと、神田|美土代町から数寄屋橋までの二線に過ぎず、市内の全線が今日のように完備したのは大正の初年である。
岡本綺堂 年賀郵便 青空文庫
天理教も大本教とおなじく、中山おみきさんという中国辺田舎のおばあさんが教主で、神田|美土代町に立派に殿堂をしゃにかまえてしまった。
長谷川時雨 勝川花菊の一生 青空文庫
今夜、美土代町の青年会館に「社会思想講演会」の開かれることを。
――獄中手記―― 何が私をこうさせたか 青空文庫
」「ここか、ここは神田|美土代町さ……」 手紙を書き終ると、隆山は厚い唇で封をしめして、「さて、これで田舎の神さんも御安心だ」と、立ちあがるなり、裏の小窓を開け、尿を二階から飛ばした。
林芙美子 泣虫小僧 青空文庫
一、十一月二十九日夜、救済会第一回演説会を神田美土代町の青年会館に開く。
木下尚江 自由の使徒・島田三郎 青空文庫
けれどもただ眼の前に、美土代町と小川町が、丁字になって交叉している三つ角の雑沓が入り乱れて映るだけで、これと云って成功を誘うに足る上分別は浮ばなかった。
夏目漱石 彼岸過迄 青空文庫
これでよもやの懸念もなくなったから、そろそろ元の位地に帰ろうというつもりで、彼は足の向を更えにかかった途端に、南から来た一台がぐるりと美土代町の角を回転して、また敬太郎の立っている傍でとまった。
夏目漱石 彼岸過迄 青空文庫
作例 · 標準
論文の土代がようやく書き上がった。
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まずは土代を書いてみて、後で修正しよう。
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彼の書いた土代は、すでに完成に近い出来栄えだった。
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