角回
かくかい
名詞
標準
angular gyrus
文例 · 用例
二時間ばかり損をして」と言いながら、せっかくかいた水彩の上へ、横縦に二、三本太い棒を引いて、絵の具箱の蓋をぱたりと伏せた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
寂然とした湖、林には鳥の声もきかず、ただ、烈々たる友情を乗せて水をかくかいの音が、さびしくひびくばかりである。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
日本語にも、かなりほんやくされているけれども、だいじなところだけをみじかくかいたり、ときには、まちがってほんやくしたところがあるそうだ。
— ペンは剣よりも強し 『福沢諭吉』 青空文庫
もうすこし仕事片づけたらこの本をもう一度よんでね、つづいて第十章のところのこまかくかいたものをよんで、そして初め間違えてよみはじめたものをよむつもりです、面白い。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
いつか出て来る若い婦人画家たちのために、そういう点を、こまかくかいておくことも有益ですね。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
この頃は、字にしろ落付いてこまかくかいて行くたのしさが出来て来て、それに堪えるだけの神経の調子になって来たのでしょう。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「叔母ちゃん、イビキかくかい。
— 壺井榮 『妻の座』 青空文庫
作例 · 標準
脳科学の研究において、言語能力に関わる角回の機能解明が進められている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
事故による脳の損傷が、彼の左脳の角回に影響を与えた可能性がある。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
文字の読み書きや計算といった複雑な認知活動には、角回が重要な役割を果たしていると考えられている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
角回 は、大脳の領域のひとつ。頭頂葉の外側面にある脳回。角回は側頭葉の上端付近に位置し、縁上回の後端と接する。縁上回と合わせて下頭頂小葉を構成する。角回の下部と縁上回の下部、そして上側頭回の後部は、あわせて側頭頭頂接合部として扱われる。角回は言語、認知などに関連する多数の処理に関わっているとされている。角回はブロードマンの脳地図における39野にあたる。
出典: 角回 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0