脳
なずき
名詞頻度ランク #1549 · 青空 1528 例
標準
brain
文例 · 用例
脳貧血を起さないまでも、一層がつかりしますから。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
一、名辞が早く脳裡に浮ぶといふことは、尠くも芸術家にとつては不幸だ。
— 中原中也 『宮沢賢治の世界』 青空文庫
相手は次第に気の毒さうにしはじめ、そのうち少し私を「脳不足」だといふ意味の目配せを主人やお主婦さんと交すやうになつた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
そのホソビキのあの脳に昇る匂ひを、覚えてゐる。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
けれども一方、会衆の前に飄然として出て来て、「君、赤ン坊の脳髄を食つたことがありますか」などといつてゐる。
— 中原中也 『夭折した富永』 青空文庫
多分、バッハ頃から段々人類は大脳ばかりをでかくしだしたのだ。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
一、名辞が早く脳裡に浮ぶといふことは尠くも芸術家にとつては不幸だ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
だが何だかモヤモヤと温い摺鉢のやうなものが脳膸の天井に蓋さつてるやうで、過去一年間の其処にある何にも彼の頭に蘇りはしなかつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫