良人
りょうじん異読 りょうにん
名詞
標準
husband
文例 · 用例
夫人もよくその良人の心を知り、『ヘルンの一生は、皆私や子供のために尽してくれた犠牲でした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しかし琴、生花、茶道によって教育され、和歌や昔物語によって、物のあわれの風雅を知ってた彼の妻は、良人と共に、その楽しみを別ち味わうことができた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
そしてその悲哀の意味を知ってるものは、世界にただ二人の、妻と良人よりなかったのである。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しかし夫人はあくまで良人に対して謙遜だった。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
彼女は田舎の程度の低い学校を出たばかりで、充分の高等教育を受けなかったので、常に自分の無学を悲しみ、良人に対して満足な奉仕ができないことを嘆き詫びた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ある時ヘルンから万葉集の歌を質問され、答えることができなかったので、泣いてその無学を詫び、良人に不実の罪の許しを乞うた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
実際彼の妻のように、良人に対して忠実な奉仕をする女性は、普通の西洋婦人の中にはほとんどなく、これほどまた男が殿様扱いにされる家庭生活も、西洋では考え及ばないことであるから、ヘルンの手紙をよんだ外国人たちが、いかにその日本の友人を羨望したかが想像される。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
真の『貞淑』とは、良人に奴婢としての善き奉仕をすることではなくして、良人の気質や性格をよく理解し、努めて良人に同化して一心同体となることの奉仕である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
「私の良人は、口数は少ないですが、とても心の優しい人なんですよ」と彼女は少し照れながら言った。
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彼女は毎朝、仕事に出かける良人のために、心を込めて弁当を作っている。
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病に倒れた良人を、彼女はつきっきりで看病した。
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標準
good person
作例 · 標準
彼は私利私欲に走らず、常に他人のために行動する、まさに良人と呼ぶにふさわしい人物だ。
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あの村では、困っている人がいれば誰彼となく助けるのが当たり前で、良人ばかりが住んでいるようだった。
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多くの良人たちの協力があってこそ、この困難なプロジェクトは成功に導かれたのです。
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