燃え盛る
もえさかる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to blaze
文例 · 用例
彼はこの横町に入り、トンネルを抜け横町が尽きて、やや広い通りに折れ曲るまでの間は自分の数奇の生立ちや、燃え盛る野心や、ままならぬ浮世や、癪に触る現在の境遇をしばし忘れて、靉靆とした気持になれた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
「燃え盛る火は、みずからの燃えていることを知るまい。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
それが焼け跡に燃え盛る練炭の山を見つけた途端、冷水でも浴びせられたように失ったものの大きさにうたれ、突き上げる悔しさに胸を焼かれました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
不安と憂慮のために消えていた村川の情熱が、ストーブの火が燃え盛るのと一緒に烈しく燃え上った。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
夕闇の迫って来るに従って、ますます丹の色に燃え盛る原城を見つめながら、彼は不覚の涙を流したのである。
— 菊池寛 『恩を返す話』 青空文庫
その後、張の家は火災に逢って全焼したが、その燃え盛る火焔のなかから、一羽の鷹の飛び去るのを見た者があるという。
— 池北偶談 『中国怪奇小説集』 青空文庫
屹度あなたは、喜んで棺の中から立ちあがつて、坊やの下で燃え盛る火を、帽子であふぎ始めなさいますでせうよ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
赤い照明の中そこを容易く通り抜け、柵を越え、農場を走って横切り、時折振り返って自分の影法師と戯れ、燃え盛る居住地の跡に接近した。
— A. ビアス A.Bierce 『チカモーガ』 青空文庫
作例 · 標準
消防士たちは、燃え盛る炎の中に果敢に飛び込んで救助活動を行った。
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夕日に照らされた雲が、まるで燃え盛る火のように赤く染まっていた。
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二人の間の燃え盛るような恋心は、周囲の反対を押し切るほど強かった。
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