郵便船
ゆうびんせん
名詞
標準
mail boat
文例 · 用例
』『商船だらうか、郵便船だらうか。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
其夜に出帆した弦月丸は、不思議にも、豫言の通りに印度洋の沖に沈沒して、妾が英國郵便船に救はれて、再び子ープルスの家に歸つた時には、亞尼の姿は既に見えませんでした。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
思うにこの七週こそ、手紙を運んできた郵便船と、差出人を乗せて来た帆前船との差なのだ。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
帆前船がサヴァナに到着するまでに郵便船はこの手紙を持っていくはず、さらに海底電信を通じてサヴァナ警察に、三人の紳士が殺人容疑でこちらで指名手配されていることが伝わるだろう。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
「郵便船やよって、出るとなったら一分も待ちよりゃしまへん」という宿屋の女中に「なアに、あの船頭知っとるよって、構うことあらへん」と伊勢崎君はたかをくくっていたのであったが、矢張り斯う周章えねばならなかった。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
「えろう此頃は郵便船も見識が高うなったのう、万作さん」 伊勢崎君は汗を拭き拭き船頭に声かけた。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
太平海の郵便汽船始めて通ずこの時には亜米利加と日本との間に太平海の郵便船が始めて開通したその歳で、第一着に日本に来たのがコロラドと云う船で、その船に乗込む。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
郵便船が入る度に号砲を打つのである。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
作例 · 標準
かつて、遠隔地への郵便物を運ぶために、定期的に郵便船が航海していた。
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あの小さな島への郵便は、月に一度来る郵便船が唯一の頼りだ。
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港には、歴史の重みを感じさせる古い郵便船が静かに停泊していた。
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ウィキペディア
郵便船 は、ヨーロッパと北アメリカの河川や運河で運行されていた国内用の中型貨客船。蒸気船で運行されるものもあった。18世紀から19世紀にかけて頻繁に運行され、定期運行が特徴であった。
出典: 郵便船 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0