運搬船
うんぱんせん
名詞
標準
freighter
文例 · 用例
私は弁当を仕舞ってから、荷船オデッサ丸の舷にぴったりと繋ってある大運搬船の舷に、一人の仲間と竝んで、海に向って坐って居た。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
自分等は其の厳しい監視の下に、一人々々凡て危険と目ざされる道具を船に残して、大運搬船に乘り込ませられたのであった。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
蚊柱の声の様に聞こえて来るケルソン市の薄暮のささやきと、大運搬船を引く小蒸汽の刻をきざむ様な響とが、私の胸の落ちつかないせわしい心地としっくり調子を合わせた。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
私は立った儘大運搬船の上を見廻して見た。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
作例 · 標準
例句