誕生地
たんじょうち
名詞
標準
one's birthplace
文例 · 用例
英國又實ニ其ノ謬説ノ誕生地ナルヲ以テ、今尚「ジヨンブル、ソサイテー」ト名クル如ク英帝國其者ヲ組合視シ會社視シテ悉ク社會契約説ニ基ク立法ナラザルナシ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
末盧を肥前の松浦とし、伊都を筑前の怡土とし、奴を儺縣、又那津、不彌國を應神天皇の誕生地たる宇瀰に當つることは本居氏以來、別に有力なる異説もあらざればすべて之に從ふ。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
それはちやうど小鳥が自分の古巣を深山の密樹の枝に結び、鰻が自分の誕生地を名も知られぬ深海の水底におくのと同じやうなものだ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
この地は幡随院長兵衛の誕生地だ、新らしく分骨を祀つて、堂々たる記念碑が建てゝある、後裔塚本家は酒造業を営んでゐる、酒銘も長兵衛とか権兵衛とかいふ独特のものである、私は無論一杯ひつかけたが、酒そのものは長兵衛でも権兵衛でもないやうだつた、呵々。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
興教大師御誕生地御誕生院、また黄檗宗支所並明寺などがあつた。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
甲野さん分ったろう」「何が」「伝教大師御誕生地と云う棒杭が坂本に建っていましたよ」「あすこで生れたのさ」「うん、そうか、甲野さん君も気が着いたろう」「僕は気が着かなかった」「豆に気を取られていたからさ」「アハハハハ」と老人がまた笑う。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
ウガヤフキアエズノミコトの誕生地と伝えられ、神社は海に面した岩窟の中にあるが、その中で誕生したとの伝え、ただしこれも本家を争う同類の洞窟が他にもいくつかあるようだ。
— 第一回 高千穂に冬雨ふれり≪宮崎県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
同所は詩賢の誕生地にして、その古屋依然として存し、遺物遺墨を陳列し、遠近より来訪するもの日々百をもって数う。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の誕生地である小さな村を誇りに思っている。
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有名な作家の誕生地には、多くの観光客が訪れる。
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彼は年老いてから、自分の誕生地に戻り、静かに暮らした。
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