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踊躍

ようやく
名詞動詞-サ変頻度ランク #1966 · 青空 0
1
標準
leaping with joy
文例 · 用例
――後に、四童、一老が、自動車を辞し去った時は、ずんぐりとして、それは熊のように、色の真黒な子供が、手がわりに銃を受取ると斉しく、むくむく、もこもこと、踊躍して降りたのを思うと、一具の銃は、一行の名誉と、衿飾の、旗表であったらしい。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
踊躍歓喜心悦楽し、信心踊発して十力を念ず、願わくば今日の後常に然らん事をと。
犬に関する伝説 十二支考 青空文庫
さてけふになつて見れば、心に逡巡する怯もないが、又|踊躍する競もない。
森鴎外 大塩平八郎 青空文庫
」 と、私は或種の信念の踊躍を覺え、絶えて久しいお念佛を口に出して、息を呑み息を吐いた。
嘉村礒多 滑川畔にて 青空文庫
私が最も愛読した書物は西田先生の『善の研究』であったが、私はそこにおいてかつて感じたことのない全人格的な満足を見出すことができて踊躍歓喜した。
三木清 語られざる哲学 青空文庫
然り、桑樹に対して太息する玄徳、青山を望ンで黙測する孔明、玉璽を擁して疾呼する孫堅、蒼天を仰いで苦笑する孟徳、蛇矛を按じて踊躍する翼徳、彼等の時代は漸に来りし也。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
義仲が革命の旗を飜して檄を天下に伝へむとするや、彼は踊躍して、「其料にこそ、君をば此二十年まで養育し奉りて候へ、かやうに仰せらるゝこそ八幡殿の御末とも思させましませ」と叫びたりき。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
此が、田遊び・踊躍念仏を除いた田楽の全内容にもなつた。
唱導的方面を中心として 国文学の発生(第四稿) 青空文庫