狡い
ずるい異読 こすい・ズルイ・ズルい
形容詞頻度ランク #21369 · 青空 522 例
標準
sly
文例 · 用例
」なんて狡い牝狐だらう!
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
「おとっさん狡いぜ、ひとりでこっそりこんな旨いものを拵えて食うなんて――」「へえ、さんまも、こうして食うとまるで違うね」 客たちのこんな話が一しきりがやがや渦まく。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
「あんた、何でもあたしの方から仕向けなければ……狡いのか、意気地なしなのか、どっちなのよ」 小初の言葉のしんにはきりきり真面目さが透っていながら手つきはいくらかふざけたように、薫の背筋の溝に砂をさあっと入れる。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
そして画を検査してから、「售れないなら售れないで、原物を返してくれるべきに、狡いことをしては困る」というと、「飛んでもない、正しくこれは原物で」と廷珸はいい張る。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
しかし思いのほかに目鼻立の整った、そして怜悧だか気象が好いか何かは分らないが、ただ阿呆げてはいない、狡いか善良かどうかは分らないが、ただ無茶ではない、ということだけは読取れた。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
これは、狡いというべきか、それとも、本当に照れているのか。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
メリーは仲々いゝ体を持ってるが、狡い。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
銀子は狡いところもないので、親爺も大概のことは大目に見て、帳面をさせてみたり、金の出入りを任せたりしていたので、銀子も主婦気取りで、簿記台に坐りこみ、帳合いをしてみることもあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
作例 · 標準
「子供がお菓子を隠れて食べているのを知っていて、わざと知らないふりをするなんて、ずるいよ!」
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「彼はいつもずるい手で、一番良い席を確保する。」
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「ずるいやり方で勝っても、後で後悔するだけだ。」
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標準
miserly
作例 · 標準
「友達にお金を貸したのに、返済を渋るなんて、ずるいじゃないか。」
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「この状況で、自分だけ利益を得ようとするのは、あまりにもずるいやり方だ。」
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「彼は、自分の分担を他の人に押し付けて、自分は楽をしようとする、ずるい人間だ。」
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