骭
かん
名詞頻度ランク #4162 · 青空 4 例
標準
shin
文例 · 用例
壮い男は右の方の脚は骭から下がなかった。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
衣、骭に――到り――か、天下の英雄は眼中にあり――か。
— 正岡子規 『煩悶』 青空文庫
ちょっと会っては虫も殺さぬような柔和な、ほとんど女のごとき人でも、だんだん交際ってみるにしたがい、なかなか硬骨で、一たび言い出すと決してあとへ退かぬ人もあるし、また外部から見るといかにも凛々しく、衣は骭に至り袖腕に至り、鬼とも組打ちしそうな風采をなしていても、内心柔和な女のような人を往々見受ける。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
はなはだつまらぬことながら、洋服では衣は骭に至り袖腕に至る筆法は行われない。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
作品が存在の姿を持つためには、なんらか書かうとする前に書かんとする作品の全的な予想といふものがハツキリとしてゐなければならぬ。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
三田村は私の前でさかんに飲んでゐる。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
さらば我、皿持ちゆかん、鰯の頭を賜びさせ給へ!
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
燃えあがるやうなさかんな熱情。
— 愛の詩集の終りに 『愛の詩集』 青空文庫
作例 · 標準
「『うわっ、骭(すね)を打った!』と言いながら、彼はその場にうずくまった。」
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「泥だらけになった骭を川の水で洗い流し、一息つく。」
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「武具の骭当てが鈍く光り、戦場へ向かう緊張感が高まる。」
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