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一件

いっけん
名詞頻度ランク #34879 · 青空 0
1
標準
(one) matter
文例 · 用例
化物屋敷の一件以来、おそらくは『面白いの家』という言葉などが、一種の反語として家族中に流行し、すべての不潔の家、陰気な家などを指す代名詞になったであろう。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
下宿と其周囲道具屋、薬屋、南山堂、神田書店、夜の読書、詩作、篠田と其婆の一件
中原中也 我が生活 青空文庫
湯殿でまだ沸き切らぬ湯をチヤブチヤブさせて遊んでゐる四人の小さな子供等こそは、実は一番喧しかつたのだが、長男に就いての一件の起こつてる時なので、他の四人の子供は何だか可愛い気がして、何時ものやうにとても「やめろ!
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
その結果は兎も角も長男の一件とすることになつた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
「併しまあ好い……」彼はこんなに考へ悩むのは自分の神経で、実際にはまだ教師達が給士一件を知つてゐる筈のものではないだらうと思つた。
中原中也 校長 青空文庫
この日も鷹見は、帰路にぜひ寄れと勧めますから、上田とともに三人連れ立って行って、夫人のお手料理としては少し上等すぎる馳走になって、酒も飲んで「あの時分」が始まりましたが、鷹見はもとの快活な調子で、「時に樋口という男はどうしたろう」と話が鸚鵡の一件になりました。
国木田独歩 あの時分 青空文庫
鸚鵡の一件で木村は初めてにがにがしい事情を知って、私に、それとなく、言葉少なに転宿をすすめ、私も同意して、二人で他の下宿に移りました。
国木田独歩 あの時分 青空文庫
「わかったとも、大わかりだ、」と楠公の社に建てられて、ポーツマウス一件のために神戸市中をひきずられたという何侯爵の銅像を作った名誉の彫刻家が、子供のようにわめいた。
国木田独歩 号外 青空文庫
作例 · 標準
今朝、警察から一件の問い合わせがあった。
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解決すべき重要な案件が、まだ一件残っている。
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その一件以来、彼はすっかり自信をなくしてしまった。
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