賢愚
けんぐ
名詞
標準
the wise and the foolish
文例 · 用例
これは顔だけから見た人猿優劣比較論であり、老若賢愚比較論である。
— 寺田寅彦 『猿の顔』 青空文庫
唯だ夫れ人間に賢愚あり、善悪あり、聖汚あるは、その暗黒と照明との時間の「長さ」を指すべきのみ。
— 北村透谷 『心機妙変を論ず』 青空文庫
老幼賢愚の隔意なく胸襟を開いて平々凡々に茶を啜り、談笑して御座る。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
インドにも親王の御履歴に少しく似た話が『賢愚因縁経』十二に出て居る。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
併し人の賢愚正邪は實のある話をした上で分かるものである。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
『賢愚因縁経』四に、波羅奈国の人苦心して七瓶金を蓄え、土中に埋み碌に衣食せず病死せしが、毒蛇となってその瓶を纏い数万歳を経つ、一朝自ら罪重きを悟り、梵志に托し金を僧に施して、蛇身を脱れ天に生まれたとあり。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
また『賢愚因縁経』十二に、舎衛国の婆羅門師質が子の有無を問うと六師はなしと答え、仏はあるべしという、喜んで仏と衆僧を供養す。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
『賢愚因縁経』五に、仏が給孤独園にあった時、園中五百の乞児あり、仏に出家を乞うて許され、すなわち無漏の羅漢となる、祇陀太子、仏と衆僧を請じてこれら乞食上りの比丘を請せず、仏乞食上りの輩に向い太子汝らを請せず、汝ら鬱単越洲に往き自然成熟の粳米を取って食えと。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
人生は、賢愚の差を超えて、誰もが経験するものである。
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物語は、賢愚の登場人物たちの葛藤を描いている。
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「我々人間は、賢愚の区別なく、皆、過ちを犯す。」
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