竹細工
たけざいく
名詞
標準
bamboo work
文例 · 用例
その茶の間の一方に長火鉢を据えて、背に竹細工の茶棚を控え、九谷焼、赤絵の茶碗、吸子など、体裁よく置きならべつ。
— 泉鏡花 『化銀杏』 青空文庫
お膳の隅に竹細工の小さい人形が置かれてある。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
僕は、ごはんを食べながら、つくづくとお膳の隅の、その藤娘と称する二寸ばかりの高さの竹細工の人形を眺めたが、見れば見るほど、まずい人形だった。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
僕は、竹細工の始末に窮した。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
あの人たちから僕は、シガレットケースと、それから竹細工の藤娘をもらって、少し閉口だったけれども、でも、そのうちに何かお返しをしなければならぬのではあるまいかと、内心、ちょっと気になっていたところへ、君が気をきかせてお土産を持って来てくれたので、ほっとしました。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
右の壁に寄せては、斜になつた卓の上に、インキ壺だの、ペンだの、硯箱だの、電報用紙や旅舎の名の入れてある用箋などの入れてある四角な竹細工の箱だの、小さな支那式の幅ツ広い算盤だのが置かれてあつて、その側に、私の手さげの鞄が風呂敷包と一緒にさびしく調和せずに置かれてあるのを私は目にした。
— 田山録弥 『北京の一夜』 青空文庫
その日は太陽がカンカン照っておりましたが、お父様は、「雨になるかも知れぬ」 と云って大きな白ケンチウ張りの洋傘を持って、竹細工の山高帽を冠って、中足高をお穿きになりました。
— 夢野久作 『押絵の奇蹟』 青空文庫
梅沢君は四、五年前に、支那から帰った人のみやげとして広東製の竹細工を貰った。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
作例 · 標準
京都の伝統工芸品である竹細工の美しさに、外国人観光客が見惚れていた。
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彼は退職後の趣味として竹細工を始め、今では立派な花籠を編めるようになった。
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緻密に計算された竹細工の幾何学模様は、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい。
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ウィキペディア
竹細工(たけざいく)は、竹を加工したり、竹ひごを編み込んで細工物を作ったりすること。または、日用品・農具・漁労具などの荒物、茶道具などの工芸品、竹とんぼや水鉄砲といった玩具の中で、竹を素材とした細工物のことを指す。
出典: 竹細工 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0