声望
せいぼう
名詞
標準
fame
文例 · 用例
追々彼の実業界に於ける声望が高くなり、交際範囲が広くなるにつれ、彼は多忙の身となつた。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
ただ弱冠十六歳で、能楽師家担当の重大責務ともいうべき神曲「翁」の相伝を受けたという一事によって、その当時の黒田藩内の能楽界に於ける利春の声望と実力の如何に隆々たるものであったかが想像される次第である。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
昌幸曰く策を教えて置くのは易いが、汝は我ほどの声望がないから、策があっても行われないだろうと云った。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
しかし、この策は、自分が生きていたれば、出来るので、汝は武略我に劣らずと云えども、声望が足りないからこの策が行われないだろう」と云った。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
独力で主君の復仇戦を遂げた秀吉の声望は、一時に加はつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
こんな騒ぎが持ち上がってから早月親佐の仙台における今までの声望は急に無くなってしまった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
沼南が大隈参議と進退を侶にし、今の次官よりも重く見られた文部|権大書記官の栄位を弊履の如く一蹴して野に下り、矢野文雄や小野梓と並んで改進党の三|領袖として声望隆々とした頃の先夫人は才貌双絶の艶名を鳴らしたもんだった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
ドチラにも各々長所があってそれぞれ人気を呼んだが、美妙斎はこの二雑誌に跨がって、あたかも政党の領袖であって内閣の椅子に座しているような観があったから声望隆々として硯友社同人を圧していた。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
作例 · 標準
そのピアニストは、その卓越した才能で世界的な声望を得た。
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彼は長年の努力により、学界で確固たる声望を築き上げた。
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会社の声望を高めるため、社会貢献活動にも力を入れている。
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