和え物
あえもの
名詞
標準
chopped fish, shellfish or vegetables, dressed with (miso or other) sauce
文例 · 用例
あとは髪毛と血の和え物みたようになったのが、線路の一側を十間ばかりの間に、ダラダラと引き散らされて来ている。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
七日には、なな草のあえもの、十五日には朝早くとんどをして茅の箸で小豆粥を食べる。
— 黒島傳治 『四季とその折々』 青空文庫
田鼠化して鶉となり、雀海中に入って蛤となり、鳩変じて鷲となるという事あるが、愚僧が菜にすわりたるあえもの変じてヌタナマスと眼前になりたる、この奇特を御覧ぜよ」てふ笑譚を出す。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
祭や祝ごとの日には、特に小豆や菜のあえもの、塩辛や蛸などを入れてこの団子をこしらえることもあった(頸城郡誌稿)。
— 柳田國男 『食料名彙』 青空文庫
およそ和えものの和え方は、女の化粧と同じで、できるだけ生地の新鮮味を損わないようにしなければならぬ。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
掻き交ぜ過ぎた和えものはお白粉を塗りたくった顔と同じで気韻は生動しない。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
島田が、私の故郷のような感じになって、ときどきチサの和えものだの、新鮮な魚だのを思い出します。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
味噌は擂鉢ができてからかも知れぬが、それ以前の食物であった豆のゴの汁、また多くのあえ物類は、すべて臼によるのほかは無かった。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
作例 · 標準
これは和え物の例句です。
祖母が作ってくれたほうれん草の胡麻和え物は、優しい味がする。
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今日の夕飯の副菜には、彩りの良いタコとキュウリの和え物を作ろう。
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ウィキペディア
和え物(あえもの)は、食材に調味料など味を加えるものを入れて混ぜ合わせたものをいう。広義には、なます、酢の物、浸し物なども含むが、一般的には和え衣(調味液・加味品)とともに混ぜ合わせた料理をいう(狭義の和え物)。以下では狭義の和え物について述べる。
出典: 和え物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0