幻辞.com

蓋果

がいか
名詞
1
標準
pyxidium
文例 · 用例
神よ、私は人の世の事象がいかに微細に織られるかを心理的にも知つてをります。
小林秀雄に 我が祈り 青空文庫
「チエツ、またこのまづい字か……」といふ程の意味で、それでもその文字がいかにもその女らしいことには、私は何時でも微笑むのである。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
がいかにその妻を熱愛していたかは、焼津の旅先から、留守居の妻に送った手紙によく現われている。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
ゴロンと横向きになつて、書棚に並んだ本を手で横撫でしながら、私は私の前途がいかにもいらだたしいもののやうな感じを懐いた。
中原中也 その頃の生活 青空文庫
その先生の態度がいかにも無邪気で、ちっとも威張らず気取らないのが実に愉快で胸がすくようであった。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
いつか海洋博物館での通俗講演会でペンクが青島の話をしたとき、かの地がいかに地の利に富むかということを力説し、ここを占有しているドイツは東洋の咽喉を扼しているようなものだという意味を婉曲に匂わせながら聴衆の中に交じっている日本留学生の自分の顔を見てにこにこした。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
他人の軽微な苦痛を己が享楽の小杯に盛ろうとする不思議な心理がいかなる善良な人々の心の奥にも潜在することを教えてくれたようである。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
待ちに待った朝は来た、朝がいかなる方面から、いかに忍び足に寄って来て、一秒ずつ額を白くしたかは徹夜凝視しても解らない、夜と朝の筋目が判然と目立つほどなら、地球の緯度線が草鞋の爪先に引っかかるわけである、しかも争う可らざるは朝の神秘なり、一たび臨むとき、木偶には魂を、大理石には血を与る。
小島烏水 奥常念岳の絶巓に立つ記 青空文庫
作例 · 標準
この植物の果実は、乾燥すると蓋果のようにパカッと開くんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
蓋果は、種子を効率的に散布するための特殊な構造を持っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
教科書で蓋果の構造について初めて知ったけど、面白いね。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この果実の形、なんだかお菓子の箱みたいだと思ったら、蓋果の一種なんだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite