一期
いちご
名詞頻度ランク #12973 · 青空 27 例
標準
one's whole life
文例 · 用例
奈良朝以前を第一期とし、平安朝から室町時代までを第二期とし、江戸時代から現代までを第三期とする。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
二 第一期の音韻 第一期は奈良朝を下限とする各時代である。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
奈良朝にいたって、はじめてかような資料が比較的豊富に得られるのであるから、第一期の音韻を研究しようとするには、どうしても先ず奈良朝のものについてその時代の音韻組織を明らかにし、これを基礎として、それ以前の時代に溯るのほかないのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
(五)「うめ(梅)」「うま(馬)」「うまる(生)」「うばら(薔薇)」のようなマ音の前の「う」は、第一期においてはu音であったと思われるが、平安朝に入ってから、次のマ行音またはバ行音の子音(mb)に化せられてm音になった(仮名では「む」と書かれた)。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
二 連音上の法則の変遷(一) 第一期においては語頭音として用いられなかったラ行音および濁音は、多くの漢語の国語化または音変化の結果、語頭にも用いられるようになった。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
第一期は所謂新體詩時代であつて、その完成者は島崎藤村氏等である。
— 萩原朔太郎 『蒲原有明氏の近況を聞いて』 青空文庫
それから芥川氏の現在を見て誰しも気附くに違ひない事は、その創作集「羅生門」「傀儡子」時代に一期を畫して完成された芸術的境地に、云ひ換へれば、何時か其処に生じて来た作風の型に自ら飽き足りなくなつたらしい氏は、その境地を踏み出さう、その型を突き破らうとして、明に未に苦しみ続けてゐる事である。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
汝等みな生物の形をとって、この一期の戦いに味方となって呉れ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
作例 · 標準
修行僧として一期を全うし、多くの弟子に見守られながら静かにこの世を去った。
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「一期の末に、ようやく真理の片鱗に触れられた気がする」と、老僧は感慨深げに呟いた。
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一期の計を若いうちに立てることは、悔いのない人生を歩むための第一歩である。
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彼は一期をかけて、この山村に伝わる古い民俗行事の調査と記録に没頭した。
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