帰阪
きはん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
returning to Osaka
文例 · 用例
そのうちに彼の鳥熊は帰阪したらしく、一座俳優の大部分は離散して、福之丞は団十郎の門に入って市川|女寅となり、駒三郎も団十郎の門に入って市川宗三郎となり、鯉之丞は菊五郎の門に入って尾上梅三となった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
逃ぐるが如く帰阪して残る半月を胃腸の手当てで暮す。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
横浜を打上げて帰阪すると、松の亭の席主が八百円の金を貸してくれたので播重と手を断つことになったのであった。
— 長谷川時雨 『豊竹呂昇』 青空文庫
その後青々氏は他より一層発達して、殊に達作で、郭公一題二百句などという多作をして我々を驚かせたが余り長く東京には留らないで、帰阪して後大阪朝日新聞社に入って、今も同社の俳句欄を担任している。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
カオル達は、約束どおりに、帰阪するとすぐさま署へ出頭し、そこで此の前は不在だった父親ドクトルに連れ立って会いにきたものであることが分った。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
彼女は四月の上京寸前に帰阪したが(というが、市中に囲われていたのかもしれない。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
平野、帰阪、月給持参、皆々大喜びなり。
— 昭和十五年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
座へ出ると、「三益がチゝキトクの電報で帰阪したので休み」とある、実は中野が御乱行とかで泣いたり、ヤケ酒のんだりしてたさうで、そのための偽電だらうとの説、イヤハヤ女子と小人養ひがたし、折角ハコに入って来た「女夫鎹」が今日は正木代役、之も役どこは嵌ってたが、三益程のモダニズムに欠けてゐるのでさっぱり。
— 昭和九年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
出張を終えた父が、今夜の新幹線で帰阪する予定だ。
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「やっぱり落ち着くなぁ」年末年始の休暇を利用して、三年ぶりに帰阪した。
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彼は東京での修行を終えたら、地元の料亭を継ぐために帰阪すると決めている。
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