通行
つうこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #7674 · 青空 986 例
標準
passage (of people or vehicles)
文例 · 用例
月夜に往来へ財布を落しておいて小蔭にかくれて見ている、通行人があたりを見廻わしてそれを拾おうとするときに、そっと手許の糸を手繰ると財布がひとりでするすると動き出すというような深刻な教育法をも実行した事があったようである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
谷風がさやさやと、川楊の葉に衣擦れのような音をさせて通行する、雲はずんずん進行して、山の緑は明るくなったり、暗くなったりする。
— 小島烏水 『谷より峰へ峰より谷へ』 青空文庫
碁盤の目ほどに窓の多いデパートメント、タンクを伏せたように重っ苦しい大屋根、長方形の箱を、手品師の手際で累積したようなアメリカ式鉄筋コンクリートの高層築造物は、垂直の圧力を通行人の頭上に加えて虚空の「通せん坊」をしあっている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
地平線と水平線とを別として、我が日本国において見らるべき、有らゆる斜線と曲線の中で、これこそ最大最高の線であろうと、いつも東海道を通行するたびに、汽車の窓から仰ぎ見て、そう思わないことはない。
— 小島烏水 『日本山岳景の特色』 青空文庫
平松から大谷の町へかけて被害の最もひどい区域は通行止で公務以外の見物人の通行を止めていた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
高松という処の村はずれにある或る神社で、社前の鳥居の一本の石柱は他所のと同じく東の方へ倒れているのに他の一本は全く別の向きに倒れているので、どうも可笑しいと思って話し合っていると、居合わせた小学生が、それもやはり東に倒れていたのを、通行の邪魔になるから取片付けたのだと云って教えてくれた。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
これだけの通行券を握って私は初老の関所を通過した。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
またある地方では同様な碑を、山腹道路の傍で通行人の最もよく眼につく処に建てておいたが、その後新道が別に出来たために記念碑のある旧道は淋れてしまっているそうである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
作例 · 標準
この道は住民以外の車の通行が禁止されている。
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災害のため、国道は通行止めになっている。
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午前中は学生の通行が多い。
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標準
common usage
作例 · 標準
この言葉は現代日本語ではあまり通行していない。
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当時、その表現は一般的な通行を得ていた。
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新しい専門用語は、まだ一般には通行していない。
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