真贋
しんがん
名詞頻度ランク #40537 · 青空 30 例
標準
genuineness or spuriousness
文例 · 用例
この法で作った宝石をその道の目利きに見せたら真贋の区別が出来なかったという。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
あの無秩序な、無差別な、玉石も真贋も混淆したあの評価は、あの妥協は、あの美に対する放恣な反逆は。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
盲人の指の感覚はその文字が読めない紙幣に対しても尚|真贋を弁別出来る程に鋭敏になっている。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
穂先、飾り柄ともににせもの打ち仕立て、そしらぬ顔で納めましたるところ、かりにもご宝蔵を預かるお番士の目に、真贋のわからぬ道理ござりませぬ。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
仰鑑定家なるものはややもすると虫眼鏡などをふり廻して、我々|素人を嚇かしにかかるが、元来彼等は書画の真贋をどの位まで正確に見分ける事が出来るかと云ふと、彼等も人間である以上、決して全智全能と云ふ次第ぢやない。
— 芥川龍之介 『鑑定』 青空文庫
何となれば、彼等の判断を下すべきものはその書画の真贋である。
— 芥川龍之介 『鑑定』 青空文庫
或は真贋に関する範囲内での巧拙である。
— 芥川龍之介 『鑑定』 青空文庫
所がその真贋なり巧拙なりの鑑定は何時でも或客観的標準の定規を当てると云ふ訣に行かう筈がない。
— 芥川龍之介 『鑑定』 青空文庫
作例 · 標準
鑑定士:「この絵画の真贋を鑑定するには、専門的な知識が必要です。」
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オークション:「オークションに出品された美術品は、真贋が厳しく問われます。」
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裁判:「偽造品取引の裁判では、品の真贋が争点となりました。」
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