写植
しゃしょく異読 しゃちょく
名詞
標準
phototypesetting
文例 · 用例
一字一字印画紙に文字を撮影していく写植オペレーターの都合を考えて、そんなときは、変化する字詰めに合わせて区切りを入れた原稿用紙に文章を書き写したりしました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
さらにコンピューター科学の研究者の中には、自分のマシンと写植機を繋ぎ、自著の編集と製版を一人でこなすような強者まで現れます。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
守備範囲としては、レーザーライタで打ち出すところまでを念頭に置き、すぐにも写植に取って代わるものとは考えていませんでした。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
写植機メーカーのモリサワはアドビと提携し、自分たちの持っている漢字フォントを、ポストスクリプトで使えるようにする作業の追い込みにかかっていました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
活版印刷の方式から説き起こし、写植機の誕生からコンピューター化に至る流れを跡付け、その延長上にDTPの登場の意義が位置づけられていました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
とくに一九七〇年代以降、写植オフセット印刷がさかんになるにつれて、組版は鉛活字の物理的制約からぬけだし、グラフィック・デザイナーたちのあいだで「詰め貼り」や「詰め打ち」の手法が一般的なものになった。
— 津野海太郎 『本はどのように消えてゆくのか』 青空文庫
写植文字をハサミやカッターで切りはなし、一つ一つの文字のボリューム(大きさや太さ)に合わせて、字間距離をこまめに詰めたり拡げたりして貼りなおす。
— 津野海太郎 『本はどのように消えてゆくのか』 青空文庫
詰め打ちでは、この作業を写植オペレーターが代行する。
— 津野海太郎 『本はどのように消えてゆくのか』 青空文庫