社稷
しゃしょく異読 すめらおおもとお
名詞
標準
state
文例 · 用例
恐懼修省の工夫が有れば、以て宗廟社稷を守り、以て祭主と為るべきである。
— 幸田露伴 『震は亨る』 青空文庫
譬えば大樹を伐るに、先ず附枝を剪るが如し、親藩既に滅びなば、朝廷孤立し、奸臣志を得んには、社稷危からん。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
しかし、淀君が居なかったら、豊臣家の社稷はもっとつづいたかも知れない。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
もし、豊家に人が在って、自発的に和州郡山へでも移り、ひたすら豊家の社稷を保つことに腐心したら、今でも豊臣伯爵など云うものが残っていて、少し話が分った人だったら、大阪市の市長位には担ぎ上げられたかも知れない。
— 菊池寛 『大阪夏之陣』 青空文庫
『白虎通』に、社稷に樹あるは何の故ぞ、尊んでこれを識して民人をして望んでこれを敬せしむ、これに樹うるにその地に産する木をもってす、とある由。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
後漢末の妖賊と稱せられたもの、三輔の駱曜、東方の張角、漢中の張氏、皆神異的と宗教的と結びつき、民庶の生計困難と社會組織改革想望と結びついて起つたもので、そして無思慮の壓迫と無算計の激昂とが相糾纏して遂に漢の社稷を覆すに至つたのであらう。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
そうした危険を冒すよりも、今日の場合は、一日も早く朝廷に謝罪恭順して、桑名松平家の社稷を全うすることが、何より大切である。
— 菊池寛 『乱世』 青空文庫
社稷無常奉」とある通り、今日の臣下も明日の君上となり得る國である。
— 桑原隲蔵 『支那人の妥協性と猜疑心』 青空文庫
標準
tutelary deity
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社稷(しゃしょく)は、社(土地神を祭る祭壇)と稷(穀物の神を祭る祭壇)の総称。
出典: 社稷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0