少婢
しょうひ
名詞
標準
young female servant
文例 · 用例
或る晩、大分夜が更けたらしく思ったので、丁度茶を持って来た少婢に向って、「何時になります?
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
」と訊くと、少婢は眠そうな眼をしつつ、「モウ十二時で御座います、」といった。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
少婢がランプをもって入ってきた、私はそのうす暗いランプの光りで、寝床へ入ろうとしてシャツをぬいでいる、三枝の裸かになった脊中に、一ところだけ脊骨が妙な具合に突起しているのを見つけた。
— 堀辰雄 『燃ゆる頬』 青空文庫
夜少婢お房を伴ひ物買ひにと四谷に徃く。
— 断膓亭日記巻之二大正七戊午年 『断腸亭日乗』 青空文庫
少婢お房既に家に在らざるが故なり。
— 断膓亭日記巻之二大正七戊午年 『断腸亭日乗』 青空文庫
少婢お房転宅の際より手つだひに来りしが此日四谷姉の許に帰る。
— 断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 『断腸亭日乗』 青空文庫
怨むらくは唯少婢の珈琲を煮るに巧なるものなきを。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
少婢がランプをもつて入つてきた、私はそのうす暗いランプの光りで、寢床へ入らうとしてシヤツをぬいでゐる、三枝の裸かになつた背中に、一ところだけ背骨が妙な具合に突起してゐるのを見つけた。
— 堀辰雄 『燃ゆる頬』 青空文庫
作例 · 標準
その時代劇では、召使いの「少婢」が、主人公の秘密を知ってしまう。
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「少婢」は、主人に仕える若い女性の使用人であり、その生活は決して楽ではなかった。
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この古い屋敷には、かつて多くの「少婢」が働いていたという。
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