清貧
せいひん
名詞頻度ランク #44495 · 青空 153 例
標準
poverty without selfish desire
文例 · 用例
私はこの好色の理想のために、財を投げ打ち、衣服を投げ打ち、靴を投げ打ち、全くの清貧になってしまった。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
されば外見には大分限の如くなれど、其實清貧なることを某觀察仕りぬ。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
清貧なんてあるものか。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
孤高、清貧、思索、憂愁、祈り、シャヴァンヌ、その他いろいろございました。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
私たちは清貧ではございません。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
あなたは清貧でも何でも、ありません。
— 太宰治 『きりぎりす』 青空文庫
三年ほど前に、私は聊斎志異の中の一つの物語を骨子として、大いに私の勝手な空想を按配し、「清貧譚」という短篇小説に仕上げて、この「新潮」の新年号に載せさせてもらった事があるけれども、だいたいあのような流儀で、いささか読者に珍味異香を進上しようと努めてみるつもりなのである。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
清貧が、いやでなかつたら、いらつしやい、と。
— 太宰治 『清貧譚』 青空文庫
作例 · 標準
彼は私欲を捨て、清貧を旨とする生活を送ることで、真の幸福を見出したという。
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清貧の中にも高潔な精神を失わず、自らの信念に従って生きる姿に人々は打たれた。
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質素な家財道具に囲まれた彼の部屋からは、清貧を尊ぶ静かな意志が伝わってくる。
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