旅客
りょかく異読 りょきゃく
名詞頻度ランク #16204 · 青空 775 例
標準
passenger
文例 · 用例
瑞西が、一面工業国でありながら、山水美をもって、世界の旅客を引きつける魅力は、甲斐の自然が、またこれを備えている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
秋も末になった、白峰の山色を想っていると、N君から、馬上の旅客を描いた端書が来た。
— 小島烏水 『雪の白峰』 青空文庫
こんな風だったから、瀬戸内海などを航行する時、後ろから追い抜こうとする旅客船や、前方から来る汽船や、帆船など、第三金時丸を見ると、厄病神にでも出会ったように、慄え上ってしまった。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
ティアガルテンの冬木立や、オペラの春の夜の人の群や、あるいは地球の北の果の淋しい港の埠頭や、そうした背景の前に立つ佗しげな旅客の絵姿に自分のある日の片影を見出す。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
西鶴の人間に関する観察帰納演繹の手法を例示するものとしてはまた『織留』中の「諸国の人を見しるは伊勢」に、取付虫の寿林、ふる狸の清春という二人の歌比丘尼が、通りがかりの旅客を一見しただけですぐにその郷国や職業を見抜く、シャーロック・ホールムス的の「穿ち」をも挙げておきたい。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
旅客が寝ぼけた顔をして、何事にも無頓着な様子で歩き廻つてゐる。
— DIE FLUCHT 『駆落』 青空文庫
『僕は全くの旅客でこの土地には縁もゆかりもない身だから、知る顔もなければ見覚えの禿げ頭もない。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
尤も、よく馴れたわれわれの手を遁げる遁げ方と時々屋前を通る職人や旅客などを逃避する逃げ方とではまるでにげ方が違う。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
作例 · 標準
その航空会社は、旅客の安全を最優先に考えている。
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悪天候のため、多くの旅客が空港で足止めを食らった。
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この船は、貨物だけでなく少数の旅客も乗せることができる。
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標準
traveller
作例 · 標準
昔の街道沿いには、旅客のために設けられた宿場が点在していた。
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見知らぬ土地を訪れた旅客は、親切な村人たちに助けられた。
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その古い宿帳には、多くの旅客の名前が記されていた。
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ウィキペディア
旅客 とは、乗り物に乗っている人のうち乗員以外の人のこと。乗客(じょうきゃく)とも。
出典: 旅客 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0