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煮えたぎる

にえたぎる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
1
標準
to boil
文例 · 用例
これには胸が煮えたぎる程口惜しかつた。
梶井基次郎 『青空』のことなど 青空文庫
火の球は、かすかな、ものの煮えたぎるような音を立てながら細かく震動している。
寺田寅彦 備忘録 青空文庫
一声かすかに、鴎の泣き声に似た声が、釜の中から聞えた切りで、あとは又、お湯の煮えたぎる音と、老婆の低い呪文の声ばかりでありました。
太宰治 ろまん燈籠 青空文庫
休まねばならぬ時に、おれは、煮えたぎる田の水の中で草とりをしたっけ。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
頭蓋骨は割れ裂け煮えたぎる五體が破れ裂けるまで竈の中を、幾百の惡蛇の如き炎々たる焔の音を覗き込んでゐたのだ!
VIOLENT CREMATION 無法な火葬 青空文庫
――人間、何でも運不運でね、旦那もそりやア大変だが、待つてるお前さんも大変な事だなア……」鉢巻を取つて、その男は、鉢巻の手拭で湯呑みとコップを拭いて煮えたぎる茶をついだ。
林芙美子 下町 青空文庫
死人を見てゐると、生命への煮えたぎるやうな感覺が、素肌の肩さきに、腕に、ふくらはぎに、電氣のやうに熱くしびれて感じられる。
林芙美子 ボルネオ ダイヤ 青空文庫
しかし左近は、はじめて心中に煮えたぎる怒りを感じた。
坂口安吾 左近の怒り 青空文庫
作例 · 標準
火口の底では、真っ赤なマグマが煮えたぎり、時折激しい飛沫を上げている。
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煮えたぎる大鍋の中に、大量のジャガイモを一気に投入した。
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彼は煮えたぎるような情熱を持って、未踏の地の調査に乗り出した。
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煮えたぎる(にえたぎる) — 幻辞.com