上段
じょうだん
名詞頻度ランク #20656 · 青空 534 例
標準
upper tier
文例 · 用例
駅長宮沢賢治ことことと行く汽車のはて温石いしの萱山の上にひとつの松ありてあるいは雷にうたれしや三角標にまがへりと大上段に真鍮の棒をかざしてさまよへりごみのごとくにあきつとぶ高圧線のま下にて秋をさびしき白服の酒くせあしき土木技手いましも汽車を避け了へてこなたへ来るといまははた急ぎガラスを入りにけり
— 宮沢賢治 『駅長』 青空文庫
全十二巻の詞書というものを売っていたので買ってみると、詞書の上段に若干の画面の写真版が並んでいて、その中には上記のカットされたもののうちの二、三があるので大抵の想像が出来る。
— 寺田寅彦 『山中常盤双紙』 青空文庫
大吉「よーしT「汝等、よう開けぬ のなら、俺が 斬って落すぞ」 と叫んで太刀大上段に振り上げ、T「此村大吉が 柳島の妙見に 一大乱闘の幕 切って落すぞ」 と叫んで一同の中へ斬り込む。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
床を背にして上段に控えた雲霧主膳がせせら笑って居る。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
(いえもう何でございます、実はこの先一町行け、そうすれば上段の室に寝かして一晩|扇いでいてそれで功徳のためにする家があると承りましても、全くのところ一足も歩行けますのではございません、どこの物置でも馬小屋の隅でもよいのでございますから後生でございます。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
これはおそらくたとえばスコアーの上段をフリュート下段をヴァイオリンで行くのと、それが反対になるのとでまるでちがった音楽になりうるのと似たことになるであろう。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
また真剣を上段から打ちおろす時にピューッと音がするようでなければならない。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
」 上段の十畳、一点の汚もない、月夜のような青畳、紫縮緬ふッくりとある蒲団に、あたかもその雲に乗ったるがごとく、菫の中から抜けたような、装を凝した貴夫人一人。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
作例 · 標準
この棚の上段には、普段使わない食器をしまっています。
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観葉植物は、日当たりの良い窓辺の上段に置くのが良いと聞いた。
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成績が優秀な生徒たちは、常に上段のクラスに名を連ねている。
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標準
place of honor
作例 · 標準
祝宴では、主賓が上段の席に招かれていた。
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伝統的な茶室では、床の間の横に上段の席が設けられている。
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試合の表彰台では、優勝者が一番上段に立つ。
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dais
作例 · 標準
演説台の後ろには、関係者用の広々とした上段が設けられていた。
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能舞台では、役者が登場する際に上段が使われることがある。
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王座は、部屋の中央に設けられた上段に鎮座していた。
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標準
overhead position (of a sword in kendo, etc.)
作例 · 標準
剣道では、相手の頭上から振り下ろす「上段の構え」は強力な攻撃手段だ。
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試合中、相手の上段の打ち込みを素早くかわした。
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彼は、剣術の教本で上段の技を熱心に学んでいた。
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