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何十

なんじゅう
名詞
1
標準
(several) tens
文例 · 用例
さうして眞黒の群衆が、何十萬とも數知れずに押し合ひながら、お玉杓子のやうに行列して居る。
萩原朔太郎 悲しい新宿 青空文庫
空々寂々の境で、山という山の気分が、富士山に向いて、集中して来る、谷から幾筋とない雲が、藍の腐ったような塊になって、立ち昇る、富士山はこの雲と重なって、心もち西へ西へと延びて来るようだ、蝕った雲の淵の深さが、何十尺かの穴となって、口が明く。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
あのやかましやのトルストイの顔のような、深刻な皺を、何十万年となく縮ませている穂高山!
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
やっつけてやる、俺だけの苦しみじゃない、何十、何百、何万、何億の苦しみだ。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
何十年も、殆んど毎日のように、導火線に火を移す彼等であっても、その合図を待つ時には緊張しない訳には行かなかった。
葉山嘉樹 坑夫の子 青空文庫
それを何十万年何百万年の生い立ちの話をするなんて、あんまり親をばかにし過ぎるぞ。
岡本かの子 富士 青空文庫
何十年も昔、世界のどこかの果のどこかの都市で、丁度こんな処をこんな晩に、こんな風にして走っていたような気がするのである。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
おなじみの西郷銅像と彰義隊の碑も現に自分の頭の上何十尺の土層の頂上にあると思うと妙な気がする。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
作例 · 標準
このアパートは築何十年になるだろうか。
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この伝統工芸品は、何十年もの年月を経て受け継がれてきた。
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何十年も前に書かれた日記帳が、偶然見つかった。
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