数十
すうじゅう
名詞名詞-の形容詞
標準
dozens
文例 · 用例
数十人の智慧ある先賢に手をとられ、ほとんど、いろはから教えたたかれて、そうして、どうやら一巻、わななくわななく取りまとめた。
— 太宰治 『創作余談』 青空文庫
彼は俳句の外に、いくつかの抒情詩と数十首の短歌をも作つてゐるが、それらの詩文学の殆んど全部が、上例の俳句と同じく、造花的の美術品で、真の詩がエスプリすべき生活的情感の生々しい熱意を欠いてる。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
しかもこれが百数十年も昔、江戸時代の俳人与謝蕪村によって試作された新詩体の一節であることは、今日僕らにとって異常な興味を感じさせる。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
蕪村の価値が、初めて正しく評価され、その俳句が再批判されたのは、彼の死後百数十年を経た後世、最近明治になってからのことであった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
百数十年も昔に作った蕪村の詩が、明治の新体詩より遥かに芸術的に高級で、かつ西欧詩に近くハイカラであったということは、日本の文化史上における一皮肉と言わねばならない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
やがて茎の頂上にむくむくと一つの団塊が盛り上がったと思うとまたたくまにその頭がばらばらに破れて数十の花弁が花火のように放散した。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
晃平が、先刻、未だ日の暮れないうち、朝飯の菜にとて、山款冬数十茎を折って来たのを、みんなして、退屈|凌ぎに、繊維を抜いては、鍋へ投げ入れる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
それから数十里の裾野を、曲馬の馬が、同じ円周を駆けめぐるように、廻って見たまえ。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
作例 · 標準
港には数隻の漁船が停泊しており、活気にあふれていた。
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海上では、数隻の貨物船がゆっくりと航行していた。
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遠くの水平線に、数隻のヨットが見えた。
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