代わり代わり
かわりがわり
副詞
標準
alternately
文例 · 用例
その家々に支那人が代わり代わり腰をかけて、油っこいものを、さもおいしそうに青天井の下でたべている。
— ――中支遊記―― 『余齢初旅』 青空文庫
ローマ宗の寺院はこれに反し、堂内別にヤソ処刑の礼壇を設け、その前に十字架上のヤソ像を仰臥せしめ、参詣のものをして代わり代わりひざまずき進みて、その像の手足胸腹を口吻せしむ。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
照彦様と正三君はもとよりのこと、この主従と特に親しい三名は代わり代わりに難くせをつけられる。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
村人達はかわりがわり庄造の病気を見舞ったが、其の都度庄造の枕許に坐っている狸の殊勝な姿を見た。
— 田中貢太郎 『狸と俳人』 青空文庫
ころがり落ちると仰向けになって今度は下からすきまに足をかわりがわりにさし込んだりする。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
使いのふたりがかわりがわりに話すところをまとめると、こうである。
— 伊藤左千夫 『告げ人』 青空文庫
兼吉と五郎は、かわりがわり技師と花前との身ぶりをやって人を笑わせた。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
祖母は寒いからもう少し寝ていよという、姉も次なも仲なも乳房にとッついているのも、起きるだという、起ようという起してという、大騒ぎになッてきた、婆や、早く着物をあぶってという、まだ火が起りませんから、と少しまってという、早く早くと四人の児供らはかわりがわり呼立てる。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
作例 · 標準
「ほら、重いから代わり代わり持とう」「助かるよ、じゃあ次の角までお願い」
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渋滞が続く高速道路で、夫と代わり代わりハンドルを握ってようやく実家に辿り着いた。
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病室の祖父の枕元で、親戚たちが代わり代わり昔話を語りかけている。
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二人の打者が代わり代わりバッティングケージに入り、鋭い打球を飛ばしていた。
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