陰晴
いんせい
名詞
標準
unsettled (fine and cloudy) weather
文例 · 用例
望雲楼 東坡が望雲楼の詩に、陰晴朝暮幾回新、已向虚空付此身、出本無心帰亦好、白雲還似望雲人、といへる、さすがにをかしからぬにはあらねど、なほ下の心のあるやうにて、白雲点頭すべきや否や覚束無し。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
陰晴|定めなき天気、薄き日影洩るゝかと思へば忽ち峰より林より霧起りて峰をも林をも路をも包んでしまう。
— 國木田独歩 『空知川の岸辺』 青空文庫
下 魚津より三日市、浦山、船見、泊など、沿岸の諸駅を過ぎて、越中越後の境なる関という村を望むまで、陰晴すこぶる常ならず。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
蘇子由は中秋万里同陰晴など申候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
松永は神辺を距ること四里に過ぎぬに、早く既に陰晴を殊にしてゐた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
茶山は宋人の中秋の月四海陰晴を同じくすと云ふ説を反駁したのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「廿五日、陰晴|相半。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
陰晴定りなき感情の悲天の下に、或は泣き、或は笑ひて、茫々数年の年月を閲せしが、予の二十一歳に達するや、予が父は突然予に命じて、遠く家業たる医学を英京|竜動に学ばしめぬ。
— 芥川龍之介 『開化の殺人』 青空文庫
作例 · 標準
山の天気は、陰晴が激しく、一瞬晴れてもすぐに土砂降りになることで有名だった。
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ピクニックを計画していたが、陰晴な天気のため、家から出るのをためらった。
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春にはこの地域で陰晴な天気が多くなるので、いつも傘を持っていくといい。
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