浄瑠璃
じょうるり
名詞
標準
jōruri
文例 · 用例
芝居や浄瑠璃にあるように、わたしを誰かの身代りにして首でも打って渡すのではあるまいか、とお蝶はまた疑った。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
一番はしの家はよそから流れて来た浄瑠璃語りの家である。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
この「宗さん」という按摩は浄瑠璃屋の常連の一人で、尺八も吹く。
— 梶井基次郎 『温泉』 青空文庫
むかし僧正|遍照は天狗を金網の中へ籠めて焼いて灰にしたというが、我らにはなかなかそのような道力はないから、平生いろいろな天狗に脅されて弱っている、俳句天狗や歌天狗、書天狗画天狗|浄瑠璃天狗、その上に本物の天狗に出られて叱られでもしたら堪らないから筆を擱く。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
唯願ふらくはかの如来大慈大悲我が小願の中に於て大神力を現じ給ひ妄言綺語の淤泥を化して光明|顕色の浄瑠璃となし、浮華の中より清浄の青蓮華を開かしめ給はんことを。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
唯願うらくはかの如来大慈大悲我が小願の中に於て大神力を現じ給い妄言綺語の淤泥を化して光明|顕色の浄瑠璃となし、浮華の中より清浄の青蓮華を開かしめ給わんことを。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
人間の役者の扮した松王丸の中には、どうしても、その役者が隠れていて、しかも大いにのさばっているために、われわれは浄瑠璃の松王丸を見るかわりに俳優何某の松王丸しか見ることができないのであるが、この人形の松王丸となると、それが正真正銘の浄瑠璃の世界から抜けだして来た本物の松王丸そのものになっている。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
百年の後には「金色夜叉」でも「不如帰」でもやはり古典になってしまうであろう、義太夫音楽でも時とともに少しずつその形式を進化させて行けば「モロッコ」や「街の灯」の浄瑠璃化も必ずしも不可能ではないであろう。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
作例 · 標準
浄瑠璃の語りは、物語に独特の情感を込めて聴衆を引き込みます。
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義太夫節は、浄瑠璃の中でも特に有名なジャンルの一つです。
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「この三味線の音、なんか迫力あるね!これが浄瑠璃ってやつか。」
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