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降り

おり
名詞頻度ランク #2977 · 青空 404
1
標準
giving up on winning a hand and discarding only safe tiles
文例 · 用例
降りくる悲しみを少しもうけとめないで、安易で架空な有頂天を幸福と感じ做し自分を売る店を探して走り廻るとは、なんと悲しく悲しいことだ……3神よ私をお憐み下さい!
中原中也 寒い夜の自我像 青空文庫
汽車が箱根を越える頃、降りやんでゐた雨は再び降り出して来て、窓硝子の上に斜めの線を引きはじめた。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
私は部屋から飛び出してお茶を取りに階下へ降りた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
東京へ歸つたら、また、ぶらぶら遊んでしまつて、仕事のできないのが判つてゐるから、とにかく、この小説の目鼻のつくまでは、と一先づ、峠の下の甲府のまちに降りて來た。
太宰治 九月十月十一月 青空文庫
省線は五反田で降りて、それから小坂氏の書いて下さった略図をたよりに、十丁ほど歩いて、ようやく小坂氏の標札を見つけた。
太宰治 佳日 青空文庫
大粒な雨が、パラツ、パラツ、と降り出した。
中原中也 良子 青空文庫
」 そこへ二階からドヤドヤドヤと降りて来た良子の義理の兄さんが、便所に行かうとして椽側に出ると、其処に猫の食べ物を入れてやるお皿が置いてあるのを見ると、お祖母さんの眼を怖い顔で見ながら、そのお皿を庭の方へ蹴り棄てた。
中原中也 良子 青空文庫
」「フーネニホ、ホバシラニハータ、コヒガヰマス、ヒゴヒモヰマス……」 雨がザアーツと降り出して来た。
中原中也 良子 青空文庫