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檀越

だんおつ
名詞
1
標準
alms-giver
文例 · 用例
さす手ひく手の妙、面白の振りの中に錆びた禅味がたゆとうとて珍重されたのは、鯉魚庵の有力な檀越となって始終、道味聴聞の結果でありました。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
喜捨する者あれば鷹揚に請取ること、あたかも上人が檀越の布施を納むるが如き勿体振りなり。
泉鏡花 妖僧記 青空文庫
また厨裡で心太を突くような跳梁権を獲得していた、檀越夫人の嫡女がここに居るのである。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
同院の僧居暁は博物なり、曰く蛇の眼は瞬かぬにこの蟒の眼は動くから竜だろうと、止香を焚いて蟒に向い、貧道青竜疏を念ずるに、道楽でなく全く母に旨い物を食わせたい故だ、竜神|何卒好き檀越に一度逢わせてくださいと頼むと、数日後果して貴人より召され、夥しく供養されたという(『宋高僧伝』七)。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
寺の大檀越で、旧家で、昔は寺の為めに非常に喜捨をしたといふSTといふ家でも、その分家の分家が僅かに小さく残つてゐるばかりで、古い苔蒸した無数の墓の外にはその昔の何事をも語らなかつた。
田山花袋 ある僧の奇蹟 青空文庫
檀越と思はれる人を碁師と敬称し、藤原宇合の事をぶつゝけに宇合卿と記したりしてゐる。
折口信夫 万葉集研究 青空文庫
それゆえ、この歌に応えた、「檀越や然かもな言ひそ里長らが課役徴らば汝も半かむ」(巻十六・三八四七)という歌の例と、万葉にただ二例あるのみである。
斎藤茂吉 万葉秀歌 青空文庫
もっとも大なる檀越とかあるいは殊更に関係ある大商業家などは幾分か貰えるです。
河口慧海 チベット旅行記 青空文庫
作例 · 標準
その寺は、多くの檀越によって支えられている。
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檀越の方々のおかげで、無事に法要を終えることができました。
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昔は、裕福な檀越が寺院の建設を援助することが多かった。
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