西洋梨
せいようなし異読 セイヨウナシ
名詞
標準
European pear (Pyrus communis)
文例 · 用例
玉利博士の西洋梨の話待ち兼ねて読む。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
(八月十六日)九十七○玉利博士の果物の話の中に、最も善い味を持つて居る西洋梨が何故|流行らぬかといふと永く蓄へる事が出来ぬからである、しかしこれから後は段々|無粒有蔕の梨が流行るであらうといふ事であつた。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
しかしこれは他にも原因のある事で、西洋梨には汁の少いといふ欠点がある、夏日の果物は誰も清涼の液を渇望する傾向があるので、この点において日本の梨が西洋梨に優つて居る間は到底西洋梨が日本梨を圧してしまふことは出来ぬであらう。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
(八月二十日)百一○先日西洋梨の事をいふて置いたが、その後も経験して見るに西洋梨も熟して来ると液が多量にある、あながち日本梨に劣らない。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
しかし西洋梨と日本梨と液の種類が違ふ。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
日本梨の液も西洋梨の液に比するとやはり清涼なところがあつて、しかもその液は粒の多い梨の方が多量に持つて居るやうだ。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
一つどうですと向う側の田中君から瓢箪形の西洋梨を勧られた時は、手を出す勇気すらなかった。
— 夏目漱石 『満韓ところどころ』 青空文庫
インドの仏教からルイ十六世の手に渡るまでの形は西洋梨形で、三つに切られてからは、普通の饅頭形になったと申し伝えて居ります。
— 野村胡堂 『呪の金剛石』 青空文庫
作例 · 標準
旬の西洋梨は、とろけるような甘さと芳醇な香りが特徴だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は西洋梨を使ったタルトを焼き、家族に振る舞った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
このワインは、西洋梨の繊細なアロマが感じられる一本だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash