和梨
わなし
名詞
標準
Japanese pear (Pyrus pyrifolia)
文例 · 用例
」 と云う呼吸づかいが荒くなって、毛布を乗出した、薄い胸の、露わな骨が動いた時、道子の肩もわなわなして、真白な手の戦くのが、雪の乱るるようであった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
お米はそのまんま、手が震えて、足がふらついて、わなわなして、急に熱でも出たように、部屋へ下って臥りましたそうな。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
静かに佇んで、私は身じろきひとつしなかったが、また目ばたきひとつしなかったが、私は確に心でわなわなした。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
) と言いながら、私もわなわなし出した。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
まあ、あれはそういうものだで、どうかして私ももっとあれの側に居て、自分で面倒を見てやりたいと思うわなし。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
まことにたいりう中はかぎりなく御せわなし下され、わすれがたくぞんじ上候。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
又野辺にあるつばなや、峯にあるいわなしの実などを取って食べていればそれで充分に生きて行けるのであってそれ以上は又不用なものなのである。
— 鴨長明 『現代語訳 方丈記』 青空文庫
村の衆の中にはそんなことを言って、たまげてるものもあるわなし。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
夏の暑い日には、シャキシャキとした食感の和梨が一番のごちそうだ。
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この和梨は、甘みが強く、みずみずしくて、とても美味しい。
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お中元として、農家直送の採れたて和梨を箱いっぱいに送った。
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