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隔世

かくせい
名詞頻度ランク #40681 · 青空 79
1
標準
separation of ages
文例 · 用例
容貌のみならずいろいろの性格に祖母の隔世遺伝がありあり認められるのに驚かされる事がしばしばある。
寺田寅彦 備忘録 青空文庫
今日でも地方の山奥の温泉場などへ行けば、こんなところがないでもないが、以前は東京近傍の温泉場も皆こんな有様であったのであるから、現在の繁華に比較して実に隔世の感に堪えない。
岡本綺堂 温泉雑記 青空文庫
そこは隔世遺伝というのか、おじいさんの太兵衛の筋をひいてないこともないと思われるのだが、その一つ事業から、枝が出るような仕事でもあると、それを目新しがって直ぐそれに夢中になる。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
アヌンチヤタは我が爲めには隔世の人たり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
富士のすそ野を見るものはだれもおなじであろう、かならずみょうに隔世的夢幻の感にうたれる。
伊藤左千夫 河口湖 青空文庫
が、食と住とが僅か十円以下で足りたかと思うと、隔世の感がある。
菊池寛 天の配剤 青空文庫
それから比べると、ジヨオジ・ムーア時代とは隔世の感があるかも知れないと思はれる。
田山録弥 私と外国文学 青空文庫
(後段参照) いずれにしても、二三年前と比べると隔世の感がする。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
昔のモノクロ写真に写る人々の装いと現代の街並みを比べると、わずか数十年の間に訪れた変化の大きさに隔世の感を禁じ得ない。
かつては分厚い辞書を何冊も抱えて通学したという話を聞き、電子辞書やタブレットが当たり前になった現在の教育環境に隔世の思いを抱く。
十年ぶりに訪れた旧友の家が、かつての面影もないほど洗練されたスマートホームに生まれ変わっており、その変貌ぶりに隔世の感を覚えた。
創業当時の手書きの顧客台帳を紐解くと、最新のAIによるデータ解析が主流となった現代のビジネスシーンとは、まさに隔世の感がある。