閉止
へいし
名詞動詞-サ変
標準
stoppage
文例 · 用例
此の醒覺前、及び睡眠前は、完全なる精神勞作を爲すには、其の力及び力の因たる資料不足にして又精神勞作の完全なる休息若くは閉止をなすには、其の力、力の因たる資料の存在する有りて、休息と活動との那方にも屬する能はざる事情の時である。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
春に生じ、夏は成長し、秋には自然に後に伝わる子を遺し、冬には自然に生活の閉止を現わすのが、穀物や野菜類の多数が示すところの四季の影響である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
この目覚め前および睡眠前は、完全な精神作用をするには、力および力の因の原料が不足で、また精神作用の完全な休息や閉止をするには、その力、力の因の原料がまだ僅か有って、休息と活動との何れともつかない時である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
そして少し上目をつかって鏡のほうを見やりながら、今まで閉止していた乱想の寄せ来るままに機敏にそれを送り迎えようと身構えた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
が、二葉亭が着くと間もなく哈爾賓では猛烈な虎疫が流行して毎日八百五十人という新患者を生じ、シカモ防疫設備が成っておらんので患者の大部分が斃れてしまうという騒ぎであったから、市民は驚慌して商売は殆んど閉止してしまった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
』『月經閉止三箇月だつて……』 何氣なくお芳は出て行つてまつ赤になつた。
— 水野仙子 『四十餘日』 青空文庫
これに反して老衰、月経閉止、生殖不能、栄養不良、停滞、枯淡、棺桶、死、貧乏、不運、消極といった方面からはあまり湧かないように思われる。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
ぞける、というのは、もう月経も閉止する時分であるにかかわらず、急に何を感じてか、赤い襟をかけ出したり、急に素晴らしいネクタイをつけたり、禿頭へ香水をふりかけて見たりし出した時に用うべき言葉である。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
作例 · 標準
工場で高圧ガスの配管から微量な漏れが検知されたため、安全装置が自動的に作動してメインバルブの緊急閉止を行った。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
古いトンネルの天井からコンクリート片が落下する事故が発生し、国土交通省は点検と補修が完了するまでこの区間の全面閉止を決定した。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
踏切の遮断機が故障して降りたまま上がらなくなり、復旧作業が終わるまでの数時間、周辺の道路は完全に交通閉止となった。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview